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東京新聞_凱風快晴

東京新聞で紹介されました|注染で染めた手ぬぐい「凱風快晴」

手ぬぐい「凱風快晴」

2026年6月4日付の東京新聞「東京印 Made in TOKYO」にて、当店の手ぬぐいを染めている染工所の注染の仕事が紹介されました。

 

記事では、東京のものづくりを支える注染の技術や、職人の手仕事によって一枚一枚染め上げられる手ぬぐいの魅力が取り上げられています。紙面内では、当店の手ぬぐい「凱風快晴」も写真とともにご紹介されました。

 

「凱風快晴」は、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による代表作『富嶽三十六景』の一作です。赤く染まる富士山の姿から「赤富士」の名でも広く知られ、日本を代表する浮世絵の名作のひとつとして親しまれています。

赤富士とは、夏の朝、澄んだ空気の中で朝日に照らされた富士山が赤く見える、一瞬の自然現象をとらえたものといわれています。非常に珍しく、古くから縁起のよいものとされてきました。力強くそびえる富士、晴れ渡る空、流れる雲の表現には、日本の自然が見せる清々しさと、北斎ならではの大胆な構図の美しさが感じられます。

 

手ぬぐい「凱風快晴」は、江戸時代の浮世絵の名作を、東京の職人による伝統技法「注染」で染め上げた一枚です。

 

注染は、布に染料を注ぎ、表と裏の両面から色を通す日本の伝統的な染色技法です。色のにじみやぼかし、やわらかな風合いが生まれることが特徴で、一枚一枚に手仕事ならではの表情が宿ります。

 

江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が描いた赤富士と、東京の職人が受け継ぐ注染の技。時代を越えて受け継がれてきた二つの日本の美が、手ぬぐいという身近な布の中で重なります。

飾って楽しむ一枚としてはもちろん、日々の暮らしの中で使う手ぬぐいとしても、また縁起のよい贈りものとしてもおすすめです。

 

今回の掲載を機に、東京の職人による注染の技術、そして葛飾北斎「凱風快晴」に込められた日本の美意識を、より多くの方に知っていただければ幸いです。

 

掲載紙:東京新聞 2026年6月4日付「東京印 Made in TOKYO」