
手ぬぐい1枚で出来る!防災お役立て術
地震や自然災害などの天災が多い日本では、日頃の準備を行い防災への認識を高めることで被害を最小限に抑えることが重要です。麻の葉からは、避難をする時や避難所で使える「手ぬぐいの防災お役立て術」をご紹介します。手ぬぐいを非常持ち出しカバンの中に数枚入れて、様々な方法でお役立てください。
避難をする時
手ぬぐいは90cm×35cmの長方形サイズで、平織の晒し木綿で作られています。丈夫なで、畳んだり結びやすい素材なので、様々な形に変形します。
非常時の持ち出しカバンに入れて置けば、日常使いの手ぬぐいとしてだけではなく、簡易ずきんや簡易マスク、ロープやハンマーの代用品として使うことができます。
防災ずきん

ヘルメットの汗除け

ロープ

ハンマー

避難所で
手ぬぐいの素材「晒し木綿」は、吸水性と速乾性に優れているという特性を持っています。洗ってもすぐに乾き、また平織なので汚れが付きにくく、清潔に使うことができます。洗濯が簡単にできてケアがしやすい手ぬぐいは、避難所でも重宝します。
防寒・防暑対策

汗を拭く

簡易マスク

枕・寝具カバー

アイマスク

貴重品カバー

ケガの応急処置
手ぬぐいの端は切りっぱなしで縫製されていないので、縫い目にホコリがたまりにくく、衛生的に使えます。また、必要に応じて切り裂いて使うこともできるので、ケガの手当などの応急処置としても役立ちます。
包帯

三角巾

止血帯

手ぬぐい体操
手ぬぐい1枚でできる「手ぬぐい体操」はエコノミー症候群の予防に効果的です。狭いスペースでも出来るストレッチなので、避難所でも活用してください。
背中・脇腹・腕を伸ばす

①手ぬぐいの両端を持ち、頭の上で伸ばす

➁深呼吸をしながらを横にゆっくり倒し戻す

③反対側も同様にして繰り返す
肩をほぐす

①手ぬぐいの両端を持ち、深呼吸をしながら頭の上に持って行く

➁深呼吸をしながら腕を背中から下げる
ふともも裏・ふくらはぎを伸ばす

①片足を伸ばした状態で座り、細く畳んだ手ぬぐいを伸ばした方の足の裏にかける

➁深呼吸をしながら体を前に倒し、手ぬぐいも引く。
反対側の足も同様に繰り返し行う。
麻布十番 麻の葉では、歌舞伎・浮世絵・日本の四季・江戸小紋・藍染め・有松絞りなど500柄以上のオリジナル手ぬぐいを展開しています。防災シーンでも手ぬぐいをぜひご活用ください。